葛根は、「日本書紀」にも登場しており、古くから使われてきた生薬です。発汗や解熱剤としてよく利用されてきており、食品のクズでんぷんやクズ葉は健康食品として利用されています。
クズ粉をお湯で溶いた葛湯は体をあたため、体内の水分喪失を防ぎ、口渇を止めて下痢の緩和をしてくれます。小児や老人などにはきわめてよくききます。
発汗剤として解熱に利用する場合もあり、筋肉の凝りをほぐしてくれる役割もあるので、肩こりのひどい人にもよくすすめられます。
クズは4~5月ころ、若芽や若葉を摘みます。灰汁はあまりなく、塩1つまみ入れた熱湯でさっとゆでてから冷水にいれ、水をきって和え物などにして食べたりします。花は8~9月の頃のつぼみや8分咲きのものを摘んで酢の物にするとおいしく食べられます。
